<ゆるトレ>簡単な筋トレで3つの美ボディ効果
シェイプアップのための「ゆるトレ」のすすめ
美ボディづくりに欠かせないのはやはり「筋トレ」。筋トレはマッチョになりたい人のトレーニングだと思われがちですが、美ボディを目指す人こそやって欲しいとっても重要なトレーニングです。有酸素運動と呼ばれる脂肪燃焼運動と比べて、筋トレにはたくさんの嬉しい効果があるんです。ムキムキになるのではなく、引き締めや健康目的で無理なく行うトレーニングは、「ゆるトレ」と呼ばれています。
効果①:見た目の変化
筋トレは引き締まった体をつくり、体のラインを美しく見せてくれます。また、体の姿勢を美しく維持するためにも大切ですので、筋トレをすることで見た目がぐっと引き締まって美ボディになります。
また、同じ重さの筋肉と脂肪を比べたときに、筋肉の方が体積が小さいので、同じ体重でも筋肉の多い人の方が引き締まって見えます。
効果②:消費カロリーアップ
脂肪と違い、筋肉は基礎代謝を上げまます。何もしなくてもカロリーを消費し、さらに、運動した際にはより多くのカロリーを消費します。普段の生活では同じ筋肉の中でもあまり使わず眠っている筋肉もありますので、筋トレでその眠っている筋肉を目覚めさせてあげるだけでも基礎代謝アップに繋がります。
効果③:筋力が上がることで、できる「ゆるトレ」が増える
筋トレをする一番の効果は、「筋トレによってできることが増える」ということだと私は思います。
例えば、別の記事で階段を上るという「ゆるとれ」を紹介していましたが、1ヶ月の間で2階分の階段を毎日上るゆるとれを行っていると、数週間後には4階分の階段を楽に上る筋力がつきます。
階段を4階分上る運動を続けられるようになると、それはジムでマシントレーニングをしているようなもの。
筋力が上がると、より幅広い運動ができるだけでなく、今までできなかった運動が楽にできるようになりますので、しだいに「一駅分歩く」「階段をダッシュ」などの大変な運動が簡単にできるようになります。
今の自分に無理をしないことが「ゆるとれ」ですが、筋トレをすることで、今はまだ「ガチなトレーニング」が次第に「ゆるとれ」へと変わっていくはずです。
筋トレをする時に気をつけること
嬉しいことばかりの筋トレですが、長く続けるために気をつけなければならないこともあります。
2,3日以内に筋肉痛を少し感じるくらいがベスト
筋肉は、強い力をかけることで「次はその強さに耐えられるようになろう」と感じて強くなります。そのためには、筋肉にとって少しつらいぐらいが筋トレにとってはベストです。ボディビルダーを目指す人は、1回のトレーニングで筋肉が動かないようになるまで強い力をかけ続けますが、そうすると筋肉がかなり太くなりますので、まず美ボディを目指すなら少しの筋肉痛が来る程度の運動が最適です。
筋トレは毎日やらなくてよい
筋肉痛は、しっかり筋トレができている証拠ですが、筋肉痛の時まで無理をしてトレーニングをすると、痛くてつらいだけでなく、できることも少なくなってしまいますので、モチベーションが下がりがちになります。筋トレを毎日やっている人は、トレーニングする筋肉を細かくわけて日替わりで行っていますので、実際に同じ部位で筋トレをするのは2,3日に1回程度です。「ゆるとれ」で取り組む「階段を上り下りするトレーニング」なら、下半身全体を使いますので、1週間に2、3回でOKです。
日常の中でできるようにする
「ゆるとれ」は、日常動作をちょっと変えてするトレーニングですから、雨が降ったり、車移動の一日だったり…トレーニングの動作がない時もあると思います。そんな時は無理せず、「今日はする時なかったな」ぐらいで特に気にしなくても大丈夫です。
今までやらなかったことをやり始めて続けているだけで、確実に効果は出てきます。一番大切なのは、気持ちに無理をしないこと。気持ちに無理をしなければ、この先長く続けていくことができるはずです。
一番ゆるく保ちたいのは「気持ち」。今日も明日もさっても、無理のない「ゆるとれライフ」を!