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2020 01 20

フレイルとサルコペニア

薬剤師ゆうです。

超高齢化社会の現在、フレイル・サルコペニアという考え方が非常に浸透してきています。
人々の健康を担う薬剤師の一人として、これらを啓蒙していきたいと思っています!

健康寿命を延ばそう!

よく「健康寿命」という言葉を耳にしませんか?

生死を意味する寿命ではなく、簡単に言うと、健康的に過ごすことが出来る期間のことを言います。

長生きするなら健康でいたいですもんね。

そこで出てきた概念が、フレイルとサルコペニアです。

一つ一つみていきいましょう。

フレイルとは?

フレイルとは、加齢による心身活力の低下のことです。

健康的な人が、フレイル状態となり、要支援要介護へ移行していくと考えてください。

つまり、フレイルから悪くならないようにすることが非常に大切なわけです。

サルコペニアとは?

サルコペニアとは、加齢による骨格筋量の低下のことです。

筋肉が衰えることによる副次的作用は、たくさんあります。

例えば、転倒しやすくなる・すぐ息切れする・だるくなる・抵抗力が下がるなどです。

サルコペニア状態(筋量低下状態)から、物事をすることにだるさを覚え、次第にフレイル(心身活力低下)になっていきます。

改善するには、「食事をきちんと摂る」「薬をきちんと飲む」「適度な運動をする」ことが大切です。

このブログでは強い体作りを目指しているので、適度な運動をして筋肉をつけることに焦点を当てたいと思います。

フレイル・サルコペニアを予防したい!

診断基準としては以下の5つがあるようです。
・体重減少:意図せず体重が4~5kg以上減少した
・疲労感:何もしていないのに疲れを感じることが多い
・歩行スピード低下:1秒間で歩行距離1m未満
・筋力低下:利き手で握力が、男性26kg未満、女性18kg未満
・身体活動量の低下:これまでに習慣的に実施していた軽い運動や体操などをしなくなった

とまぁありますが、日常生活に支障がないように筋肉をつけましょうねということです。

職業柄、高齢者と話す機会が多いもので、なかなか歩けなくなってきたとよく聞きます。

骨粗鬆症を持っている人も多いので、こけて大腿骨骨折となると、まず元通りに歩けなくなります。

そこで、無理なく足の筋肉を鍛えることが大切なわけです!
(筋トレ専門のみづきに任せます!)

私からは、今後、筋肉とタンパク質等の関係を化学的に見ることをお伝えできればと思います。

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