健康食品とサプリメントの定義について
健康食品とサプリメントを取り上げるにあたり、これらがどういう位置づけなのかを軽く触れておきたいと思います。
健康食品・サプリメント≠薬
厚生労働省のHPによると、
「ほとんどの人が知っている健康食品やサプリメントという言葉ですが、実はその用語に行政的な定義がありません。一般に、健康食品とは「健康の保持増進に資する食品全般」が、またサプリメントとは「特定成分が濃縮された錠剤やカプセル形態の製品」がそれぞれ該当すると考えられています」
とあります。
https://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/iyaku/syoku-anzen/dl/pamph_healthfood_d.pdf
つまり、
健康食品とサプリメントは「食品」
です。
また、トクホ(特定保健用食品)などのように、「糖の吸収を抑える」といった効果を書く事は一切許されません。
つまり、
病気の治療・予防・軽減効果はありません
これらを踏まえた上で、各商品の説明を見てください。
どういう時に摂取するの?
とはいえ、全く意味のないものかと言われれば、そうとは限りません。
例えば、食事のバランスが悪いときに、必要な栄養を摂取するためにサプリを使うことは良いと思います。
適材適所です。
CMであたかも効果があったかのように謳っているもの(「※個人の感想です」が必ず入る)を鵜呑みにせず、自分に必要なものを必要なときに摂取できるようにお手伝いができれば幸いです。
まとめ
★健康食品・サプリメントは薬ではない!
★CMやチラシの「※個人の感想」を鵜呑みにしない!
★必要な人が必要な量を適切に取って健康を維持しよう!